テクダイヤ株式会社(本社:東京港区、代表取締役:小山真吾)は、3Dプリンター用ヘッドノズルを開発。従来のヘッドに比べ、先端の内径が小さいディスペンサーノズルを使用することで、より精密な3Dプリンティングが可能になりました。
▼3Dプリンター用ヘッドノズル開発の背景
ノズルの先端内径は小径になるほど精巧なプリントが可能ですが、使用する材料が詰まる問題から業界では先端内径200μmが最小径とされています。しかし、先端内径200μmのヘッドでは造形物の精度に限界がありました。そこでテクダイヤでは先端内径150μmの3Dプリンター用ヘッドノズルを開発。熱伝導率の高い真鍮を使用し、テクダイヤ製ディスペンサーノズルの特長である中心ズレのない小径穴あけや、内部に段差のないテーパー形状の適用が今回の開発成功のカギとなりました。
特徴
▼従来品との比較
3Dプリンターでは、材料の吐出口となるヘッドと呼ばれる先端部品にノズルを使用します(FDM方式)。3Dプリンターはそのままに、ヘッドの切り替えで従来品よりも精度の高い造形を実現します。
▼テクダイヤのディスペンサーノズル
小径穴あけを得意とするテクダイヤは、最小内径30μmまでのディスペンサーノズルをラインナップ。バイオマテリアルプリンティングなど、精度と品質を重視する再生医療業界でも採用されています。3Dプリンティングにおいて微細形状のプリンティングにお悩みの方は、ぜひテクダイヤへお声がけください。ディスペンサーノズルの専門家として、材料や用途に合わせたテクダイヤならではのソリューションを提供いたします。
▼テクダイヤ株式会社について
テクダイヤ株式会社は、「加工技術で産業界の常識を覆す」をモットーに、お客様の要求以上のアイデアを提供する加工業です。工業用ダイヤモンド販売の商社からスタートし、顧客の要求に応じて徐々に事業を拡大し、高い技術力を持つ製造業者へと進化しました。現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支えています。