どこでもかんたんVRのクラウドソフト「スペースリー」を運営する株式会社スペースリー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:森田 博和)は、360度パノラマVR上に実際に販売されている家具のCGモデルをAIが間取りに合わせて自動で配置、また、オンライン上で誰でも自分のお部屋の家具コーディネートがかんたんにできる、家具シミューレーター「AI空間設計」β版の提供を開始しました。事業者がURLを共有するだけで、お客様が検討する物件の360度パノラマVR上に実在する家具を配置して試すことが可能です。このようなシミューレーターは業界初(※当社調べ)のものとなります。

家具ブランドはカリモク、コクヨ、Francfranc、日本フクラなど約40社が参画し、スペースリーAI空間設計では実在する家具のCGモデルでのコーディネートが可能です。家具データの一部はオープンリソース株式会社(所在地:東京都品川区)の運営するRoomCo AR(ルムコエーアール)、安心計画株式会社(所在地:福岡県福岡市)の運営するウォークインホーム room からの提供を受けています。

 今後は、家具に限らず小物や家電製品などのアイテムの充実や、使い勝手及び品質の向上などのプロダクト改善を進めます。また、不動産、住宅分野の事業者が消費者にライフスタイルの提案をしやすくすることで、消費者にとっての家探しをもっと楽しく、便利になる新たな活用方法を提案して参ります。

引き続き、本取り組みの推進を始め、当社では360度VRを日々の当たり前にする、そして「驚きと発見を多くの人に届ける」というミッションのための事業開発に邁進して参ります。

■スペースリーAI家具シミュレーター提供の背景
不動産・住宅業界における新型コロナウィルス問題対応のニューノーマルにおいて、集客力アップやリモートでの接客力アップのためのウェブコンテンツの品質向上へのニーズが高まってきました。スペースリーは以前から物件の360度パノラマVRにバーチャルな家具を配置するサービスを提供していますが、コロナ禍以降、不動産売買や高級賃貸分野を中心に事業者様からのニーズが急増し、2021年1月には前年比約5倍となりました。

また、物件選びをする消費者からは家の中の住みやすさがより重視されるようになりました。2020年12月に当社が実施した消費者アンケート調査( https://info.spacely.co.jp/news/356/ )では、新型コロナ問題による変化として、インテリアなど家の中の住みやすさを重視するようになると22.5%の人たちが回答し、今後の新たな消費者ニーズが変化していく可能性が示されました。

このような事業者及び消費者のニーズの変化の背景と、当社Spacely LabでのAI研究開発の成功があり、どこでも誰でも簡単に家中生活のコーディネートが可能な360度パノラマVR上でのAI家具シミュレーターを提供することとなりました。

■スペースリーAI家具シミュレーターへの参画家具ブランドの一部
– カリモク(カリモク家具株式会社)
– コクヨ(コクヨ株式会社)
– Francfranc(株式会社Francfranc)
– 日本フクラ(日本フクラ株式会社)
– アートワークスタジオ(株式会社アートワークスタジオ)
– 広松木工(広松木工株式会社)
– ナガノインテリア(ナガノインテリア工業株式会社)
– カナタ製作所(株式会社カナタ製作所)
– エスティック(株式会社エスティック)
– LIFE FURNTURE(株式会社ライフデザイン)
– orbitex(オルビテックス)
– MKマエダ(株式会社エムケーマエダ家具)
– Calligaris(カリガリスジャパン)
– ADコア(株式会社エーディコア・ディバイズ)
– CRASH GATE(株式会社 関家具) 他 全37ブランドが初回参画

(注)上記、Francfrancはオープリソース株式会社の運営するRoomCo AR、カリモクやコクヨ以外は安心計画株式会社のウォークインホームroomからのデータ提供協力です。

■スペースリーAI空間設計の概要及び特徴
概要:
事業者が360度カメラで撮影した部屋のパノラマVR画像をスペースリーにアップロードし、シーンがまとまった内見用のパノラマVRコンテンツを制作できます。「AI空間設計」はそのVR空間上で、実際に販売されている家具などのCGモデルを自由に配置、シミュレーションできるオンラインのクラウドシステムです。AI空間設計を利用することで、スペースリーのユーザー事業者が実在する家具で空室のバーチャルホームステージングができます。
また、お部屋探しのお客様とURLを共有したり、シミュレーター自体を自社ウェブサイトに掲載することが可能となり、お客様が入居希望のお部屋のVR空間上で家具コーディネートのシミュレーションができます。また、手動でCG家具を配置するだけでなく、AIが間取りに合わせておすすめの家具を配置する自動バーチャルホームステージングも可能となります。

このようなスペースリーAI家具やVRコンテンツを利用することで事業社は以下の効果が見込まれます。

  1. 不動産会社は顧客に具体的なイメージを持ってもらうことで売却期間や空室期間の短縮。
  2. 不動産売買や管理分野では媒介仲介の獲得や新たなオーナーの獲得。
  3. ホームステージングに係るコストの削減や業務効率化。
  4. 自社サイトに掲載することで問い合わせ率向上や反響に対して提示することで成約率の向上。
  5. シミュレーターをウェブサイトに埋め込むことで消費者に家探しの楽しみを提供。

利用する事業者にとっての主な特徴:

  1. パノラマVRへの家具シミュレーターとして国内人気の家具ブランドの家具を使ってお部屋に自由自在に家具を配置することができる。
  2. 事業者は接客の場での利用や、消費者も事業者からシミュレーターを共有されて利用可能、また事業者は自社WebページにVRコンテンツだけでなく家具シミュレーター自体を埋め込むことが可能。
  3. 自動でAI家具配置され即日その場で360度パノラマ画像が生成でき、また、事業者はそこから家具配置を変更した上での360度パノラマ画像の生成が可能。

(参考)シミュレーターデモ動画:https://bit.ly/3cN6oWE

■ 先着30社様限定の無料トライアル
通常1週間のサービスのトライアルではご提供していない「AI空間設計」ですが、多数の家具ブランドの参画を記念して、先着30社様限定でトライアル期間を2週間、本機能も活用いただくことが可能です。無料のバーチャルホームステージングの360度パノラマ画像を作成し、その後も活用が可能です。

ぜひこの機会に以下よりお申し込みいただきお試しください。お申し込み事業者様が上限になり次第、終了予定ですのでぜひお早めにお申し込みください。

→ 無料トライアルお申し込みキャンペーン:https://tips.spacely.co.jp/aikuukan/
*なお対象となる業種では無い事業者様にはお断りする可能性がございます。

■ AI家具シミュレーターの技術:Spacely Lab概要
株式会社スペースリーでは、2018年4月、360度空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するためのSpacely Labを設立し、研究開発を推進して参りました。その中で今回のAI家具シミュレーターに使われる360度パノラマ画像の3Dデータへの変換などの研究開発を進め、精度向上や高速化の研究開発に成功し、実用レベルとなりました。360度パノラマの撮影角度補正、サイズ推定、パノラマ画像の3Dデータ変換の技術など、特徴的な技術を保有しております。

■ 株式会社スペースリー
360度VRコンテンツ制作と活用のためのクラウドソフト「スペースリー」は、2016年11月の開始以来、不動産・ハウスメーカーなどの分野を中心に5000以上の利用事業者にサービス提供されています。リーズナブルな価格、 直感的な操作で、 ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフトです。
株式会社スペースリーは、遠隔地でも簡単にVR空間の案内ができる遠隔接客機能や、市販のVR機器で高品質なVR接客を可能にする「瞬間接客VR」の開発など技術力を特徴としています。
□会社紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=8jL4K851oJU 

会社名:株式会社スペースリー
Web   :https://spacely.co.jp
代表者:森田 博和
資本金:267,963,395円
設立年:2013年8月
所在地 [本社]      〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル3F
[福岡営業所]   〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目11-1 福岡PARCO新館5F
[大阪営業所]   〒533-0031 大阪府大阪市淀川区西淡路1-1-9 ビジネス新大阪506