「どこにでも持ち運べて、誰でも簡単にスキャンできる全身3Dスキャナー」がさらにパワーアップ

株式会社DiGITAL ARTISAN(本社:東京都目黒区、代表:原雄司) は、株式会社DIGINELの技術提供の元、1/200秒で撮影かつ高精度3D モデルの生成が可能な全身3Dスキャナー「3D GATEWAY」の新型モデルを発表しました。
昨年発表した量産機にさらに改良を加え、組み立て・撤収と様々な輸送形態を考慮して設計をアップデートしており、受注を受けての生産を開始しております。

量産一号機は株式会社キャステム(広島県福山市、代表取締役:戸田拓夫)がもつ、CT スキャンや3Dプリント、試作品製作などの依頼や相談が可能なものづくりスペース「京都LiQ ビル」に納品が決定しており、
2019 年6 月9 日に開催される「京都・梅小路コスプレフェスティバル 梅コス」でのスポットのひとつである龍岸寺にて3D ボディスキャン体験に使用されます。
イベント当日はスキャンした3D データはスマートフォンで閲覧可能なビューアーに取り込めたり、AR や3D プリントなどの方法で楽しむことができます。
イベント開催時間:6/9 13:00~17:00 まで 撮影料:2000 円 ※参拝料に別途500円
URL (http://acosta.jp/event/190609kyotoumekoji/ryuganji/)

本筐体は、受注生産を受け付けており、データを使用した研究機関・教育部門・データを活用したサービスを検討している企業などをターゲットに考えています。
現在は複数の受注を受けており、順次組み立て後に発送していく予定です。
また、撮影するモデルのサイズや用途に合わせて、その都度カスタムした筐体の納品も対応しています。こちらは相談を受けてからのカスタマイズ納品となります。
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新型モデルで改良した点
●本スキャナーのメインコンセプトである「どこにでも持ち運べて、誰でも簡単にスキャンできる」をさらにパワーアップしました。
組み立て・運搬・撤収でのプロセスの大幅な時間短縮をめざして設計改良することで、大人2 名で40 分程度で組み上げ可能な想定で設計を行い、あらかじめ複数のカメラが一つの柱にモジュールとしてアセンブリすることで、解体後も梱包作業含め、1時間程度の時間でハイエース等の一般車で輸送可能になりました。
●また、今回新たにクライアントの設置状況に応じて、筐体サイズに可変可能な機構を設けています
これにより、通常では直径3.4m から最小サイズ2.4m まで設置状況に応じて可変可能です
※筐体を小さくすることで、撮影ポーズなどに制限は発生します
●撮影・モデリングは前回同様、難しいモデリングの知識がない人でもデータ作成まで可能な自動化処理が可能です
 
 
3D GATEWAY とは
1/200 秒で全身を撮影、撮影した写真データから一体あたり約10 分で3D モデルデータを作成できる全身3D スキャナーです。
AR / VR での使用や、3D プリンターによるフィギュアの作成などに適したデータを簡単に作成できます。
撮影から3D モデル化までのスキャンプロセスを自動化したことで、高度な専門知識を必要としないオペレーションを可能にしつつ、高額な費用を要した従来の全身フォトスキャナーと比較して、大幅なコストダウンを達成しています。
また、筐体全体を組み立て式にすることで、梱包して運搬が可能になり、イベント会場などスキャンが必要な現地で組み立て、使用することもできます。
これまで国内のイベント会場や、海外での運用実績があります。

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↑スキャンしたデータ。スキャン後後工程無しのそのまま

開発:株式会社デジネル
http://www.diginel.co.jp/

技術協力:株式会社デジタルアルティザン
https://www.digitalartisan.co.jp/