株式会社カシカ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:奥健太郎 以下当社)は7月29日、ウェブブラウザ上で手元にある物体のカタチを表示・共有できるクラウドサービス【カタチスペース】をリリースしました。
日々需要が高まる3DやVR…しかし活用方法やユースケースはまだ限られており、 導入にもアプリ構築や3Dモデル制作の手間やコストがかかり決して簡単ではありません。

当社はこれまでの可視化技術や3D制作技術から得た知見をもとに、アプリの開発や3Dモデル製作は不要で、自社製品やコンテンツをウェブで拡散・共有ができるクラウドサービス【カタチスペース】をリリースしました。

例えば美術品や大きな機材、ECサイトでの買い物など、それらがどのような色や形状、素材で出来ているのかを確認する場面を想定してみてください。通常ですと写真や動画などで確認をすると思います。
しかし、写真や動画では「撮影された角度からしか見れない」というネックがあります。
実際の大きさや物体の角度、素材感や細かいディティールなど、実際に手に取らないと埋められない情報が存在していました。

そこで当社は現地に出向かなくても、実際の物体の形状を撮影して目の前に物体を出すことで解消できると考えました。それが今回リリースした【カタチスペース】です。

◆カタチスペースの特徴
カタチスペースは物体を3Dスキャニングし、3Dデータ(当社ではカタチと呼んでいます)を作成してウェブ上に表示をさせます。

3Dデータは、本物とほぼ変わらないクオリティで、色や大きさ、素材の感触なども再現できており写真や動画では得られない細やかな情報を得ることが出来ます。

作成された3Dデータ(カタチ)は、そのクオリティとは相反して低容量のため、待機時間もほぼなくスムーズに表示ができます。また、URLを埋め込むことで自社サイト内で3Dデータ(カタチ)を表示させたり、2次元コードに変換するとで他の人へ簡単に拡散もできます。

カタチスペースはAR表示にも切替可能なため、これまでは専用モバイルアプリでしか利用できなかったAR表示も手軽に利用・拡散が可能です。
例えば、美術品や機械などをスキャン撮影し、サンプルとしてお客様にお見せし、ARモードで部屋に置くことができるかを確認してもらう…といった活かし方ができるかと思います。

・アプリ開発・データ準備・撮影技術、すべて不要。
・アプリのインストール不要。URLまたは、2次元バーコードだけでPC・スマートフォンからでもカタチを表示
・スマートフォンで本物と同じ質感・大きさのものをAR機能で表示可能

まとめると、上記3点がカタチスペースの主な特徴です。

◆既存サービスとの違い
これまでにもスキャニングサービスや、ARを表示させるアプリなど、類似のサービスは多く存在していました。
カタチスペースの最大の強みは、表示までのプロセスをワンストップで提供できることにあります。
お客様には撮影する物体を用意して頂くだけで3Dデータ(カタチ)をお届けすることができます。

スキャン撮影には当社と業務委託関係にある、3Dスキャンの専門集団CGSLAB社(http://site.cgslab.info/)に委託をしています。3Dスキャンには専門知識と細かい調整が必要ですが、同社に撮影部分を担当頂くことで撮影から表示までをワンストップで提供することが実現できました。

詳細は、カタチスペースサイト(https://katachispace.com/)にてご案内しております。サイト内には実際に撮影を行ったサンプルも複数掲載しておりますので是非ご覧ください。
当社では、カタチスペースを通じて3Dをより身近に感じてもらえるようなサービス提供をするべく研究開発を進めてまいります。

◆会社について
会社名:株式会社カシカ
代表取締役:奥 健太郎
設立:2017年5月
本社所在地:東京都新宿区西新宿1-1-6 12SHINJUKU609
https://kashika.co.jp

◆本件についてのお問合せ先
株式会社カシカ 広報担当:加藤
電話:050-3740-1024
Mail:co*****@ka*****.jp