株式会社イグアス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:矢花達也、以下イグアス) は、XYZプリンティングジャパン株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役:沈 軾栄(Simon Shen)、以下 XYZ社)と共同で、「イグアス & XYZ エデュケーションパッケージ」(https://www.iguazu-xyz.jp/topics/news/a20090901)の提供を9月9日より開始いたします。

「イグアス & XYZ エデュケーションパッケージ」は、初心者が3DCADやスキャナーを使った3次元設計データ作成から3Dプリンタ―出力までの基礎を習得できるもので、教育機関に高い導入実績のあるXYZ社製3Dプリンターと、3Dデジタルものづくりを基礎から学べる講習プログラム「3D tools online class」をセットにしています。
 今回、お客様それぞれの目的に合わせて、含まれる3Dプリンターが異なるA・B・Cの3コースをご用意しました。
 
 経済産業省の「2020年度版ものづくり白書」によると、ものづくり工程におけるデジタル技術の活用について、約半数の企業が「活用している」と回答するなど、デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)に向けての取り組みが加速しています。

教育機関でも、次世代を担う人材育成のために“デジタル技術”の習得が求められており、政府は国立の高等専門学校に向けて2024年までに、3Dプリンターや工作機械等の設備・施設の刷新を目指し、約900憶円の予算を計上しています。しかしながら、教育現場は「教員側にデジタル技術のノウハウがない」、「導入するまでの準備が大変」などの課題を抱えています。

各コースには3Dプリンター本体と講習のほか、それぞれオンサイト設置トレーニング、3Dプリンタ―本体の3年間保守パックが含まれる為、1パッケージの購入で、環境整備から学習までトータルでサポートが受けられます。

「3D tools online class初級コース」は、大手製造メーカーで3Dデジタルツールを活用した設計支援をおこなってきた技術者によるオンライン講習で、1講座あたり最大40名まで受講できます。デジタルものづくりの概要を学んだ後、3D CADの実践講習に進むことで、受講者は3D CADや3Dスキャナーによる3次元設計を理解し、自ら作った設計データで3Dプリンター出力ができる様になります。加えて、レベルに応じて中級・上級編(有償)もご用意しております。

イグアスとXYZ社は同パッケージ販売によって、3Dプリンターによるものづくりの概念やスキルを提供し、デジタル技術を習得した人材育成の一助を担います。

各コースに含まれる3Dプリンター

※全てのコースに最新機種である超高速造形3Dプリンター「PartPro120 xP」が含まれます。


【Aコース】(工業学科向け)
・MfgPr230 xS  1台及び付帯設備一式 ・PartPro120 xP 1台
(高機能試作から最終製品の製造までを対応するSLS(レーザー焼結法)プリンター)

【Bコース】(デザイン学科向け)
・PartPro350 xBC 1台及び付帯設備一式 ・PartPro120 xP 1台
(CMYフルカラープリントパーツを提供可能な、BJ(バインダー・ジェッティング)プリンター)

【Cコース】 (工業学科向け-入門機-)
・PartPro300 xT 1台及び付帯設備一式 ・ダウィンチSuper 1台 ・PartPro120 xP 1台
(3Dプリンター初心者でも簡単に造形できるデスクトップFFF(熱溶解積層)プリンター)

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