本セミナーは、先日ジョリーグッドが自社で展開している医療教育プラットフォーム「オペクラウドVR」が採択された、東京都主催の「スタートアップ実証実験促進事業」(PoC Ground Tokyo)(※1)の研究の一環として実施いたします。これまでジョリーグッドが医療VRの開発を共同で行ってきた、日本医科大学から横堀將司教授を岐阜会場、東京の進士誠一医局長を遠隔講師に迎え、岐阜会場の参加者に対しVRで臨床体験を提供する、新しいVR医療学会を行います。また11月18日(水)から20日(金)の学会会期中には、展示エリアにてVR臨床実習の体験展示を行います。
※1:東京都経済の持続的な発展のため、革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するスタートアップの実証実験を効果的に支援する事業(https://poc-ground.tokyo/)
■コロナや医師の働き方改革など、医療業界の教育の低下が医師不足を加速する恐れ
2024年より、医師の働き方改革により本格的な労働規制が行われ、勤務医の時間外労働時間が原則年間960時間までとなります。医師の勤務時間や在院時間が減る事で勉強や経験のための時間が圧迫され、大幅な医療の質の低下、さらなる医師不足が懸念されます。日本病院会が公表した「2019年度 勤務医不足と医師の働き方に関するアンケート調査」結果によると、約6割の病院長が「働き方改革で地域医療が崩壊する」と回答しています。医師の勤務時間や在院時間が減る事で教育時間が制限され、医療の質の低下やさらなる医師不足につながることが懸念されています。
■VRによる臨床実習をいつでもどこでも「オペクラウドVR」(https://jollygood.co.jp/opecloud)
オペクラウドVRは、熟練医師やベテラン看護師、メディカルエンジニアなど治療現場のスタッフの視野を、常設された高精度360度カメラ撮影・配信し、データ蓄積管理を行う統合システムソリューションです。医師の働き方改革の中で、持ち帰ることができるVRが医療教育の質低下を解消し、すき間時間や自宅学習の限られた時間の中で効率の良い学びの提供を可能にします。
また独自開発の「多接続リモートVR臨床システム」は、どこか一箇所に集まることなく、治療スタッフそれぞれの360°視野を、どこからでもVRで一斉に臨床学習することができます。講師のタブレットアプリでは、注視してほしいポイントをタブレット上に描画することで、受講者のVR内での視線を誘導するなど、昨今の新興感染症による休校や臨床実習の休講の中でもスムーズなリモートVR授業を進行することができます。
■第48回 日本救急医学会総会・学術集会
<医療教育VRセミナー>
テーマ:多拠点遠隔 VR臨床システムで加速する、コロナ禍の臨床実習とチーム医療
開催日時:2020年11月18日(水)18時30分〜19時30分
開催場所:都ホテル岐阜長良川 2F 漣(第5会場)
登壇者:日本医科大学大学院 救急医学分野 教授 横堀將司
日本医科大学 消化器外科 医局長 進士誠一
株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO 上路健介
<講演>
タイトル:VRを活用した遠隔臨床教育の最新事例
開催日時:2020年11月18日(水)13時45分〜14時00分
開催場所:岐阜メモリアルセンター ふれ愛ドーム1F 特設会場
登壇者:株式会社ジョリーグッド 営業戦略部 部長 細木豪
<出展>
開催期間:2020年11月18日(水)〜11月20日(金)
18日(水)10時30分〜18時30分
19日(木)9時30分〜18時30分
20日(金)9時00分〜16時00分
展示場所:岐阜メモリアルセンター ふれ愛ドーム1F(ブースNo.47)
※各日程で開始・終了時間が異なりますのでご注意ください
第48回 日本救急医学会総会・学術集会HP:https://site2.convention.co.jp/jaam48/
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度な“プロフェッショナルVRソリューション”と、VR空間のユーザー行動を解析するAI エンジンなどを開発するテクノロジーカンパニーです。医療教育、障害者支援など、成長を加速し生きがいを支援するVR・AIサービスを開発、提供しています。