新たなクロスリアリティサービスの提供へ

2018年11月14日（水）、NO BORDERS Corporation（本社：Mahe, Seychelles　代表取締役：RIO　TAKESHI　KUBO）は、現在開発中のブロックチェーン技術を応用した仮想現実プラットフォーム「ANGELIUM（エンジェリウム）」のサービスの一環として、中国の官民一体型旅行促進事業「全域旅遊（チュアンユーリューヨウ）」を主導する洪门世纪控股集团（ホンメンシージーコングージートゥアン）と、VR技術や仮想空間技術を実際の旅行体験や予約に応用した「クロスリアリティ旅行サービス」の実現に向けた事業提携に関する調印式を行いました。

NO BORDERS Corporationが開発を進める仮想空間サービス「ANGELIUM（エンジェリウム）」は、ブロックチェーン技術を3DCGのレンダリングやストリーミングに応用し、ネットワーク上にある全てのコンピューターで３DCGを分散処理できる仕組みにより仮想空間を構築。
その仮想空間を利用し、VRデバイスやARデバイスなどを通じたショッピング、旅行、エンターテイメント、教育などに広く利用できる次世代プラットホームです。

この度、洪门世纪控股集团执行董事、世界ブロックチェーン連盟副主席、全球智慧支付中心総裁である张纯平董事とNO BORDERS Corporation代表取締役であるRIO TAKESHI KUBOの両名により、2018年11月14日（水）、中華人民共和国マカオ特別行政区と中国広東省珠海において業務提携調印式を執り行いました。

今回の業務提携の目的である「クロスリアリティ旅行サービス」とは、世界各地の観光名所を仮想現実で実際に訪れたような体験ができ、影響力のある著名人を元に作られた「3Dアバター」が、旅行先を案内するエンターテイメント性に富むコンテンツなどにより構成されており、それらの場所が気に入ったユーザーは、仮想空間の中ですぐに現実のチケットの手配が可能となるという仮想現実と現実をクロスさせたサービスです。
同時に、ブロックチェーンを利用した2社の決済手段の連携など、多方面における戦略提携を視野に入れています。
また両社は、本提携のためにジョイントベンチャーの設立についても協議を進めております。

本業務提携により、弊社にとって最大の市場である中華圏をはじめとしたグローバルな市場に、ANGELIUMのクロスリアリティサービスの展開を行うことが可能となり、双方の事業価値の向上及び、ユーザーの増加に繋がるものと確信しております。
 
 
▼ANGELIUMとは
NO BORDERS Corporationが開発を進める仮想空間プラットフォーム。仮想現実をテーマにしたヒット映画「マトリックス」の3DCGアーティストらが開発。
ブロックチェーン技術を3DCGのレンダリングやストリーミングの高速化に応用した、プルーフオブレンダリング、プルーフオブストリーミングと呼ばれる新しい技術、実在の人物を3Dアバター化し仮想現実に登場させる技術、VR/AR技術などの組み合わせによるプロジェクト。

▼洪门世纪控股集团とは
中国で既存する最も歴史ある機関の１つであり、全世界に3000万人以上の会員を要する最大の中華系民間組織、洪門の中心企業であり、北京、深圳，杭州，上海，香港，台湾，シンガポール、ポルトガル、タイ、マレーシア、イタリアなど 数十の子会社を持つホールディング会社であり、金融、文化産業、テクノロジーを始め、近年では ブロックチェーン応用分野へ積極投資を行っている。

▼全域旅遊とは
中国最大のメディア人民日報を主導とした500の国営メディアと500の民営メディア、 中国最大の決済システムである銀聯、上記洪门世纪控股集团の共同出資による、中国の旅行ビジネスを活性化させるための官民一体型プロジェクト。