インフォテックス株式会社( 代表取締役社長: 五十澤 孝二) は、専用アプリを必要としないブラウザ型ARサービス「raton(ラトン)」を8月27日(火)から企業向けに本格的にサービス提供を開始することをお知らせ致します。

■ブラウザ型ARサービス開発の背景

2016年頃から外資企業を始めさまざまな企業がARサービスをスタートさせており、コンテンツパワーの強いゲームアプリ・写真アプリが一大ブームになり世間一般の認知・興味・関心が高まってきています。しかし、ARサービスはスマートフォン専用アプリでの展開がほとんどで、一回のコンテンツ閲覧のためにアプリをダウンロードするユーザーが少なく導入ハードルが高いのが現状です。そこで、私たちは、よりスピーディーに利用できるブラウザ型ARサービス「raton」を開発致しました。

■ratonの特徴

・専用アプリを必要としないブラウザ型AR
ブラウザ上で起動したカメラでマーカーを読み取るだけで、ARコンテンツを再生致します。アプリと違いQRコードから簡単に起動できます。

・ブラウザ型として国内最高水準の認識率を実現したマーカーレス
「raton」は、マーカータイプのARだけでなく、マーカーレスARも高い認識率で実現しています。既存の写真やポスターなどのデザインに制限を付けることなく、ARコンテンツを再生することができます。

・クライアント要望に合わせた開発が可能
他社のブラウザ型ARサービスは、カスタマイズ項目が決まったパッケージ型がメインでしたが、「raton」は、クライアント要望に合わせて企画設計からARソリューションの提供が可能です。

① 利用イメージ

今までのARサービスとは異なりQRコードやリンクから簡単に起動することができます。ブラウザ上で起動したカメラでマーカーを読み取るだけで、ARコンテンツを再生致します。アプリダウンロードの必要はございません。

② 導入企業のメリット

ARアプリのインストールと比較して、はるかに利用ハードルが低いためより多くのユーザーに使用機会を提供することできます。また、アプリをリリースしないため、面倒な審査・OS毎のアプリ制作が不要です。そのため、リリースが早くアプリと比較して費用も削減できます。

③ 使用ユーザーのメリット

軽量で、簡単な利用ができます。お持ちのスマートフォンのブラウザから利用できるので、アプリインストールの手間と通信が不要です。特にARの場合、利用前に待ち時間が発生することは離脱の大きな原因となります。

④ ratonのARコンテンツ例

ポスターやチラシでは案内不可能だったリアルタイムの情報やプロモーション動画・アニメーションを、気軽・簡単・低コストでユーザーに訴求することが可能になります。

■実用実績

①クライアント:千代田区観光協会
URL:http://visit-chiyoda.tokyo/sakura/

毎年開催される「千代田のさくらまつり」の桜開花状況に関しての電話問い合わせが多く、案内の工数を削減する為に、「raton」を導入。2万部配布するパンフレットにQRコードを設置し、リアルタイムの開花状況をARで確認できるように実現。

導入時期:2018年、2019年
結果:約90%の問い合わせ減少を達成。

②クライアント:多摩区
URL: http://www.city.kawasaki.jp/tama/page/0000107725.html

登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区賑わい継承事業の一環として、回遊性向上の目的で導入。生田緑地や岡本太郎美術館、日本民家園などのアクセスルートにARスポットを設置し、施設のキャラクターと一緒に写真が撮れる等、まちの賑わい創出に取り組んだ。

■会社概要

企業名:インフォテックス株式会社
所在地:東京都品川区東五反田5-26-5 ニッセイ五反田駅前ビル4F
代表者:五十澤 孝二
電話番号:03-5488-4811
資本金: 2,500万円
サイトURL:http://raton.jp/