飲食店をDX化し、より良い働く環境に
株式会社にしはらグループ(静岡県三島市 代表取締役社長 西原洋平)は、6月1日から、当社の運営するグループ飲食店3ブランドの新入社員研修に、VR(仮想現実)ゴーグルを活用した研修メニュー「スマート接客トレーニングVR」を導入したことをお知らせします。

本リリースのポイント
1. 創業70余年の飲食チェーンが提案!DXのチカラで「属人化」「ムラ」を排除!
2. VR上に店舗を再現!利用客の注文・やりとりなどをシミュレーションし、共有も!
3. DXを導入した飲食店の新しいスタイルを提供。マスコミ様向け体験会を実施します!

今回開発した「VR研修」を用いた研修風景

1. 創業70余年の飲食チェーンが提案!DXのチカラで「属人化」「ムラ」を排除!
 当社は1951(昭和26)年創業の静岡東部を中心に活動するフードサービスチェーングループ。中華料理・ラーメンを提供する「一番亭」(11店)、とんかつ専門店「かつ銀」(6店)、お好み焼き店「ぼて福」(1店)の3ブランドを展開し、地域のお客様に愛されるべく、420人のスタッフ(パートを含む)と共に運営を行っています。

現在当社では、多くの飲食店と同じくOJT方式での新入社員研修を実施しています。接客や調理を学ぶおよそ50時間のプログラムで、ホールスタッフを育成しています。しかし、1人前のホールスタッフに成長させるには、指導員として同時間従業員が付く場合がほとんど。研修中、指導員は他の作業が行えず、サービスの提供はできません。
 現在飲食業界では、新型コロナウイルス感染症や人口減少などの影響で、慢性的な人材不足となっており、効率的に人材育成をしていく必要に迫られています。今回当社では、人材不足の解消と人材の有効活用、サービスの向上を目指してVRでの研修サービスをスタートさせました。

2. VR上に店舗を再現!利用客の注文・やりとりなどをシミュレーションし、共有も!

VR研修にはVRゴーグル「MetaQuest2(メタ・クエスト ツー)を使用。仮想空間に当社ブランド「かつ銀」が立ち上がります。立ち上がった店内には来店客がいて、研修者を呼び注文を行います。研修者は、来店客の注文の聞き取り・確認・発注を全てVRで体験。通常人間同士でロールプレイングする研修が、1人で行え、教育スタッフの負担を軽減することができます。現在は接客応答4パターンがインストールされていて、録画・録音も可能。研修内容を教育スタッフと確認し、振り返ることで、応答の声の大きさやピッチ、イントネーションなど細部のチェックをすることができます。当社ではこの4パターンの研修を、およそ10時間で行います。これにより教育スタッフの経費およそ500万円の削減となります。VR研修は時間・場所を問わないのも利点で、教育スタッフのスケジュールや店舗の繁忙期などに左右されず、最短期間で研修を重ねることができます。

研修を行う弊社スタッフ

このVRシステムは、地元・沼津高専出身で現在ぬましんCOMPASS(沼津市高島町)にオフィスを構える、株式会社casaliz(カサリス・代表:山本直弥)と共同開発しました。現在もVR研修システムの改良を重ねていて、今後もさらなるシチュエーションやエピソードを実装予定。当社ブランド以外の展開・提供も視野にいれて開発を進めています。

3.DXを導入した飲食店の新しいスタイルを提供。マスコミ様向け体験会を実施します!

当社は、飲食店では珍しいパート従業員への有給休暇の付与や、各ステージにおける研修メニューの充実など「働きやすさ・働きがい」を感じてもらえる仕組みを積極的に取り入れていきます。属人化による運営が多い飲食チェーンにおいて、積極的にDX(デジタルトランスフォーメーション)化を行い、飲食店における離職率を下げ、従業員の満足度を上げて成長へと進んでまいります。

今回はその思いとVR体験をマスコミの皆様に知っていただくため、VR研修の体験会を実施いたします。当日は代表の西原とシステム開発者の山本代表も同席し、皆様にVRに触れていただきながら、開発のエピソードや今後の思いなどをお伝えする機会を設けたいと考えております。

今後もにしはらグループでは、食卓に笑顔と健康を届けるべく、さまざまな取り組みを行っていきます。ぜひ、取材をご検討いただき私たちの姿勢を知っていただければ幸いです。