初回授業を6月13日(月)に羽曳野市立西浦小学校で実施予定
ネスレ日本株式会社 ネスレ ピュリナ ペットケア(本社:兵庫県神戸市、カンパニープレジデント:ポール サバント、以下「ネスレ ピュリナ」)は、包括連携協定を締結している大阪府と協働し、VR(バーチャルリアリティー)技術を活用した動物愛護教育プログラム「ともにくらす ピュリナ わんにゃん教室 the VR」を子ども向けに開始します。
この教育プログラムは、犬・猫の目線で人間との対面を体験できるなど、臨場感あふれるVRを活用し、子どもが楽しみながら動物愛護について学べるように設計しており、今後、大阪府内の小学校で順次実施してまいります。
■VRを活用した動物愛護教育プログラムの開発背景
近年、子どもたちが動物と触れ合う機会は減少しています。かつては一般的に見られた、小学校の「飼育小屋」でのウサギやニワトリの飼育は、学校教育現場での管理の難しさや児童のアレルギーの問題を背景に減少しています。さらに、ペットの適切な飼養の意識が高まり室内飼育が浸透してきていることや、都市部では野良犬や野良猫が減っており、動物福祉が向上してきている一方で、子どもの家庭外での動物の接触機会や動物との触れ合い方を学ぶ機会が減少しています。また、行政においては動物愛護教育を実施するにあたり、動物に負担をかけないより効果的な手段を模索している現状があります。
そのような背景から、このたび開発したプログラム「ともにくらす ピュリナ わんにゃん教室 the VR」では、正しい動物との触れ合い方に加えて、犬・猫の目線で人間との対面を体験するVRならではのコンテンツを盛り込むことで、子どもたちが動物の命の尊さから正しい飼育方法までを楽しみながら学べるようにすることを目指しました。
■プログラムの主な内容と今後の展望について
プログラムの初めに、子どもたちに、VRを通して犬・猫のかわいさを見てもらうことで、動物愛護について学ぶ意欲を高め、犬・猫との正しいふれあい方や正しい飼育方法や飼育環境をレクチャーします。VRコンテンツの音声だけでなく、全編を通して現場にいる講師とのやり取りも適宜、盛り込むことで、子どもたちの集中をサポートします。
初回授業は6月13日(月) に大阪府の羽曳野市立西浦小学校にて実施を予定しています。さらに今後は、大阪府内の小学校を中心に、このプログラムを活用した授業を順次実施してまいります。
このプログラムを通して、ペットとの暮らしの楽しさや豊かさと共に、命の尊さやペットと暮らす上での責任を子どもたちに伝えることで、ネスレ ピュリナが目指す「人とペットの豊かな共生社会」を次の世代につないでまいります。
当プログラムのコンセプトムービーを、下記URLにて公開しております。
https://www.youtube.com/watch?v=EdcTPuIS2jU
<参考資料>
■ネスレ ピュリナ ペットケア
ネスレ ピュリナ ペットケアは、ペットケアのグローバルリーディングカンパニーとして、世界中で幅広いペットケア製品やサービスを展開しています。世界中で130以上ものブランドを展開しており、その中から、日本のマーケットに合うブランドを厳選し、日本のペットやペットオーナーの皆さまのニーズを満たすように企画開発してお届けしております。また、日本独自のブランドや製品の開発にも力を注いでおり、グローバル規模での研究開発、各国とのネットワークを背景に、より多くのペットとペットオーナーの皆さまに、愛され、満足していただける製品を提供し続けることを目指しています。
【日本国内で展開している製品ブランド】
・キャットフード: 「プロプラン」「ピュリナ ワン」「モンプチ」「フィリックス」
・ドッグフード: 「プロプラン」「ピュリナ ワン」