3D都市データをみんなが作れる時代がやってきた！
「みんなでキャプチャー」～「みんキャプ」は、みんなで今を切り撮って、保存して、共有して楽しむムーブメントです。
スマホ搭載スキャナや専用センサーなどを使ってキャプチャーしたり、フォトグラメトリを使ったり、高精度な3Dデータが制作出来るようになってきた背景を受けて、地理情報付き3Dデータをみんなで集めて楽しむお祭りです！
写真技術が発達してたくさんの風景が残されて伝わったように。
デジカメが生まれて、気軽に日常を残すことが出来るようになったように。
今、皆さんの手元の様々なデバイスや技術で、現実空間を3Dなまま。
そのまま記録することが出来るようになりました。
iPhone LiDARスキャナ
特に、iPhone 12 Pro以降の上位機種には「LiDARスキャナ」が搭載され、遂にスマートホン一つで現実をキャプチャ―した3Dデータの作成が可能となりました。
※iPhone搭載「LiDARスキャナ」とは？
Apple iPad/iPhone搭載「LiDARスキャナ」について調べてみた (1)
https://blog.hololab.co.jp/entry/2021/05/16/110850
※「みんキャプチャンネル」で、iPhone LiDARスキャナを使って簡単に3Dデータが作成可能な旨を動画で解説
一方で、国土交通省は3D都市データの整備を全国自治体と共に進めるPLATEAU Projectを推進して、すでに56都市の3D都市データが「誰でも」使えるオープンデータとして提供されはじめました。
ホロラボでは、これらの動きが「3Dで地図を作る」新しい文化になると想像しています。ぜひみんなで盛り上げて、私たちそれぞれが住む街や訪れる街の「イマ」をキリトってみましょう！！
toMapにデータを掲載して、みんキャプに応募しよう！
PLATEAU互換「toMap」に大塚駅周辺のスキャンデータを掲載
「toMap」は、国土交通省が進める3D都市データ整備と活用促進の取り組み「PLATEAU Project」とデータ互換性を可能な限り実現するデジタルツインプラットフォームサービスとして、アナザーブレインにより開発されています。ホロラボは5月にtoMap取り扱い開始をアナウンスしました。
・ホロラボ「toMap」取り扱い開始、BIM/CIMとオープンな都市データのシームレス利用を実現 (2021/5/24)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000023638.html
7月の熱海伊豆山土石流災害発生の際には、静岡県オープンデータとその動画からフォトグラメトリで生成した高精細な3DCGをtoMap上でいち早く可視化して、ウェブ上で公開をしました。
・熱海伊豆山土石流災害時データ可視化
https://atami.tomap.app/
高低差のあるデータも3Dモデルで表現
今回みんキャプではこのtoMapをプラットフォームとして活用し、個人でも企業にかかわらず、3D都市データの作成に関心のある方に気軽に楽しくご参加をいただけるキャンペーンにしていきます。
※「みんキャプ」で使われる「toMap」にiPhone LiDARスキャナでキャプチャーしたデータを載せてブラウザでアクセスしている様子
参加方法
1) Discordコミュニティに参加 (無料)
https://discord.com/invite/WEkwbK4gyQ
2) toMapユーザーアカウントを登録 (無料)
※登録／利用方法はDiscordコミュニティの「オープンチャンネル」に記載しています。
「みんキャプ」スケジュール
・2021年
10/1 ティーザーサイト公開
11/15 データアップロード受付開始
12/1 みんキャプ応募フォーム受付開始
・2022年
1/中旬 コラボレーションイベント(企画中)
1/下旬 表彰式
「みんキャプ」お祭りを盛り上げる多彩な賞
以下の賞を設定し、それぞれで応募作品を評価、対象作品を選出します。
・最優秀賞／優秀賞: 審査員により選出される、すぐれた作品
・みんキャプコミュニティ賞: ユーザーグループで人気を集めた作品
・パートナー賞: 協賛パートナー様それぞれでテーマを設定し、独自の基準で選定する作品
パートナー賞の一例「全力東急賞」～東急様がいち早くスポンサーに
みんキャプの取り組みに対して、東急株式会社(以下、東急)がいち早く賛同してくれました！
まちづくりのプロが、みんキャプを一緒に盛り上げます。
・パートナー賞: 「全力東急賞」
・テーマ: 「東急線沿線の駅の周りをキリトレ」– 東急沿線17市区の、「駅の周り」の今を切り取った作品を募集します
・賞／副賞: 選定中
・URL: https://www.tokyu.co.jp/company/business/urban_development/innovation/
審査員
みんキャプ審査員
皆さんの応募作品から優秀な作品を選出する審査員に新しい3D地図作りにふさわしい方々に就任をいただきました。
・内山 裕弥 氏 (国土交通省 都市局 都市政策課 課長補佐)
1989年東京都生まれ。東京都立大学、東京大学公共政策大学院で法哲学を学び、2013年に国土交通省へ入省。水管理・国土保全局、航空局、大臣秘書官補等を経て現職。
・藤原 龍 氏 (ホロラボ フォトグラメトリスト)
建築CGパース事務所からゼネコン子会社を経て、ホロラボへ入社。BIMデータのXR活用に関する業務の傍ら、点群やフォトグラメトリを用いたデジタルアーカイブの可能性を模索。代表作は「銭新井弁天VR」「旧都城市民会館」「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」など。
趣旨にご賛同いただける協賛企業様や運営スタッフ募集
みんキャプはみんなで作るお祭りです。新しい3Dの地図を作るこの趣旨にご賛同いただける企業の方や一緒に取り組んでくれる個人の方は、ぜひ運営委員会までご連絡をお願いします。
ご連絡はお問い合わせか、Discordまでお願いします。
みんキャプ開催概要
期間: 2021/10/1～2022/1/31 (予定)
URL: https://mincap.tomap.app/
参加方法: toMapへのサインアップ、3Dデータアップロードと、みんキャプ専用フォームでの応募
参加費: 無料
※イベントの期間終了後には一部サービスは有償契約が必要となることがあります
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UC3WUCzpkR1VAg68oGIIapjw
Discord(招待リンク): https://discord.com/invite/WEkwbK4gyQ
主催: 株式会社アナザーブレイン
企画運営: 株式会社ホロラボ・みんキャプ運営委員会
協賛: 株式会社デザイニウム・東急株式会社 (順不同)
協力: PLATEAU Project
※協賛企業、協力企業／団体は随時追加予定
■ホロラボ正式名：株式会社ホロラボ
所在地：〒141-0031 東京都品川区西五反田2-25-1
資本金： 93,940,000円
代表者：中村薫 (代表取締役CEO)
設立日：2017年1月18日
ウェブ：https://hololab.co.jp/
＊本資料に掲載している会社名、各製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。