株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、企業理念具現化プロジェクトとしてジョリーグッドのテクノロジーを活用して“笑顔を生む”ためのプロジェクト「ボーンスマイル・プロジェクト」(以下、本プロジェクト)を開始いたしました。

第一弾の今回は、東京都立光明学園(東京都世田谷区、統括校長:田村康二朗、以下光明学園)の分教室「そよ風分教室」で、病院内で過ごす子供たち18人へのクリスマスプレゼントに“VR旅行”を届けました。実在する観光地やテーマパークなどのコンテンツのほか、ラジオスタジオ体験やブリの養殖体験などお仕事体験のコンテンツも体験してもらい、たくさんの笑顔と希望を生み出すことができました。

 
■「ボーンスマイル・プロジェクト」について
本プロジェクトは、ジョリーグッドの企業理念である『テクノロジーは、それを必要とする人に使われて、初めて価値がある』を具現化し、“笑顔を創造することだけ”を目的とした社会貢献プロジェクトです。

第一弾の今回は「Flying out project」と題し、全国に約14万人以上いる難病を抱え病院で過ごす子供たち(※日本財団調べ)に、VRテクノロジーと、ジョリーグッドがこれまで制作開発してきた多くのVRコンテンツで「子供たちに笑顔が生まれること」を目的としました。
 
 
<ボーンスマイル・プロジェクト当日の子供たちの様子>
当日はクリスマスコスチュームや飾り付けで子供たちを迎えました。サンタクロースやトナカイ、クリスマスツリーなどに扮したスタッフに、プログラム開始前から子供たちと先生の笑顔で溢れました。VR旅行コンテンツの紹介を始めると、真剣に話を聞いて、質問にも元気に手を挙げて応えてくれました。
グループに分かれ、コンテンツの中から行きたい場所を選んだら、早速“VR旅行”へ出発です。

ボーンスマイル・プロジェクト
▲VRの体験方法やコンテンツの紹介を真剣に聞いてくれる子供たち。行きたい場所は決まったかなー?

ボーンスマイル・プロジェクト
▲サンタグループ、トナカイグループに分かれて、皆で“VR旅行”を楽しみました。
 
 
VRゴーグルの映像を外部デバイスと同期させることで、体験していない子供たちも一緒に楽しむことができます。お友達の“VR旅行”を一緒に見て、自然と周りにも笑顔が生まれていました。

VR J-WAVE
▲「VR J-WAVE」コンテンツでラジオスタジオのお仕事体験中。
 
 
最後は、クリスマスカードと和歌山県の「アドベンチャーワールド」より届いた子供たちへのプレゼント、“パンダのぬいぐるみ”を1人ずつに手渡しました。


▲パンダのぬいぐるみに「かわいい〜!」と大喜び!
 
 
<子供たちが体験したコンテンツ>
和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」や、北海道のバルーンフェスティバル、ハワイのハンググライディングなど実在する場所やイベントを体験して、まるでその場所に行ったかのような“VR旅行”をしてもらいました。
実在する場所へ“VR旅行”をすることで、病気を克服する目的や退院した後の「希望」を子供たちにプレゼントすることができました。

コンテンツ
▲左から、Adventure World VR、北海道バルーンフェスティバル、ハワイハンググライディング
コンテンツ
▲左から、ブリの養殖体験、VR J-WAVE、吉本新喜劇VR
 
 
<子供たちの感想>
「イルカが可愛かった!初めて見た!」や、「僕の好きなお魚のブリが、養殖されている様子は見たことがなかったから面白かった」、「もっと20個くらい見たい!」などそれぞれ“VR旅行”を楽しんだ子供たち。面白かったコンテンツにシールで投票をしてもらいました。投票の結果は動物園のコンテンツが人気を集め、子供たちは赤ちゃんパンダやイルカの可愛さに大興奮していました。
また、どこか他に行ってみたい場所はあるかという質問に「次は沖縄の水族館に行きたい!」「博物館に行ってみたい!」など具体的にどんな所に行ってみたいかを目を輝かせて教えてくれました。

人気コンテンツアンケートボード
▲人気コンテンツアンケートボード

子供たちの感想
▲体験中は「きゃー!」と大興奮だった女の子は、「動物園が楽しかった!」と教えてくれました。
 
 
<先生のコメント>

福田樹里先生▲高等部:福田樹里先生
「普段病棟から出られない子も、今日は出て参加していました。病院にいるだけでは体験できないことがVRで体験出来て、皆とても楽しそうでしたし、いつもよりも元気でした!動物園などは人が多いので、病気の子供たちは行くことのできない場合が多く、今回VRで経験できてよかったと思います。子供たちの笑顔が見られてとても良かったです。」


佐野健一郎先生▲中学部:佐野健一郎先生
「子供たちが普段の授業と違い、とても楽しそうで活き活きとしていたのが印象的でした。入院中の子供たちはどうしても自然や人との関わりなど、当たり前の経験が中々できない所があり、VRという仮想空間ではありますが、これをきっかけに「こんな所に行ってみたい!」というような想いが一つでも生まれれば、素晴らしいプログラムだと思います。」



 
 
先生たち
▲「是非また来てください!」と、先生たちにも大変喜んでいただき、プロジェクトは大成功!

記念写真
▲最後はみんなで記念写真!
 
 
 
■スマートフォン向けVRアプリ「GuruVR」
「VR J-WAVE」はこちらのアプリでご覧になれます。



 
■スマートフォン向けVRアプリ「Adventure World VR」
和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」のVRコンテンツはこちらのアプリでご覧になれます。


※画像は全てイメージです。※端末のOSのバージョン、機種によってはご利用いただけない場合があります。
※12歳以下のお子様が本アプリを視聴する場合は、健康上の理由から1画面モードでお楽しみいただくか、VRゴーグルを使用される場合は連続10分以内でご利用ください。
※本アプリ・コンテンツの利用は無料ですが、通信費はお客様のご負担となります。360度VR動画はデータ量が大きいため、Wi-Fi環境でコンテンツをダウンロードしてお楽しみください。
 
 
■東京都立光明学園そよ風分教室
そよ風分教室は、東京都立光明学園の分教室として国立成育医療研究センターの中にある学校です。
ここでは、同病院に2週間以上の入院中の児童・生徒が治療を受けながら学習をしています。分教室に転入することで、児童・生徒は長期欠席の心配がなく、学習を続けることができます。

■コンテンツ協力
・Adventure World VR(株式会社アワーズ)
・北海道バルーンフェスティバル(北海道放送株式会社)
・ブリの養殖(鹿児島テレビ放送株式会社)
・VR J-WAVE(株式会社J-WAVE)
・吉本新喜劇VR(株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
 
 
 
■株式会社ジョリーグッドについて
ジョリーグッド(https://jollygood.co.jp/)は、高精度な“プロフェッショナルVRソリューション”と、VR空間のユーザー行動を解析するAI エンジンなどを開発するテクノロジーカンパニーです。先端テクノロジーをギークやマニアだけでなく「地域の生活者や企業が活用できるテクノロジープラットフォーム」にデザインして、数多くの企業や自治体に提供しています。