【安全伝承館について
】
明電グループは2020年、明電グループ社員の安全意識の向上を目的として、沼津事業所(静岡県沼津市)内に「安全伝承館」を開設しました。この施設は、過去に明電グループで発生した災害や事故の事例を風化させることなく、語り継ぎ、学び、そして安全を考える場とするためのものであり、災害件数の推移や安全への取組みに関する年表や、過去に発生した事故の概要や原因、再発防止対策のパネル展示、災害経験者のインタビューや安全啓発の映像を展示しています。災害経験者が自らの思いを語ることで、災害の悲惨さと安全確保の重要性を伝える教育施設として運用されております。これまでの明電グループ社員の来場者は、延べ890人に達しています。【メタバース安全伝承館】
一方、遠方の拠点からは安全伝承館への来場が難しく、また昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響も重なり、来場・受講者数が伸び悩んでおりました。この課題を解決するために開発したのが「メタバース安全伝承館」です。
メタバース安全伝承館は、VRヘッドマウントディスプレイがあれば、場所の制約なく複数の社員が参加でき、メタバース上に集い、意見交換が可能です。これにより、国内製造現場はもとより海外現法含めて全ての社員参加を目指します。
<特長>
現実の安全伝承館の機能をメタバース上で再現
① 音声ガイド機能
各コーナーに設置したタッチパネル式の音声ガイドから説明を聴き、理解を深めます。
② 安全理解を促進する動画資料
明電グループで発生した災害をもとに作成した動画を上映し、災害の発生原因、被災者の思い、対策等を知り、労働災害を二度と起こしてはならないことを学びます。
③ 明電グループ社員の「安全への誓い」(絵馬)を掲示
安全伝承館で見て感じたことをこれからどのように活かしていくのか、未来の自分へのメッセージを残すと同時に、労災ゼロを目指す誓いの場です。
④ CGによる事故事例の再現【メタバース版のみ】
メタバース版では、パネル展示されている事故事例をCGで再現することにより、発生事象を視覚的により深く理解させる工夫をしています。
「メタバース安全伝承館」は、明電グループとの共同開発で2022年5月に発表した「メタバース安全体感教育」の実績を応用したもので、現実の安全伝承館の機能をメタバース上で再現します。
インフィニットループおよびバーチャルキャストは、今後も両社のメタバース技術を活用して、労働災害の安全教育をはじめとして、様々な分野で貢献してまいります。
※:メタバース:インターネット上でアバターが自由に活動できる仮想空間サービス
安全伝承館での教育の様子①
安全伝承館での教育の様子②
明電グループ社員の「安全への誓い」(絵馬)を掲示
メタバース版ではCGで事故を再現
■VR安全体感教育 WEBサイト(コンテンツ動画など詳細をご覧いただけます)
https://www.meidensha.co.jp/mss/system/sys_07/sys_07_01/index.html
■会社概要
会社名 : 株式会社インフィニットループ
所在地 : 北海道札幌市中央区北1条東4丁目1番地1 サッポロファクトリー1条館 3階
代表 : 代表取締役 松井 健太郎
会社設立: 2007年6月
資本金 : 1,000万円
事業内容: VR/AR/MR開発、 ゲーム開発、 モバイル向け アプリケーション開発、
Webアプリケーション開発
URL : https://www.infiniteloop.co.jp/
本件に関するお問い合わせは
**@in**********.jp
へお願いいたします。