ストラタシスのデザイン担当バイス・プレジデントのShamir Shohamは、「PolyJet 3Dプリンタは生産性、精度、信頼性、マルチマテリアル対応の面でお客様に高い価値を提供しており、J850 Proがエンジニアリング分野のお客様にその価値を魅力的な価格で提供できることを嬉しく思います」と述べました。
J850 Proが最適なアプリケーションの例としては、テクスチャーの高精度シミュレーション、製品ラベリング、衝撃吸収、嵌合/機能試験、オーバーモールディング、リビング・ヒンジ、射出成型型、組み込みシーリング・エレメント、パーティング・ライン・シミュレーション、構造力学/整合性のほか、導光アプリケーションやマイクロ流体力学用途向け透明材料などのシースルー・エレメントが挙げられます。こうしたニーズはコンシューマ製品、家電、自動車、医療機器、サービス・ビューロー、教育などの産業で多くみられます。
7種類の材料の同時使用が可能な汎用性により、エンジニアは広範な後処理が必要なマルチ3Dプリンティングや従来の技術を使用する代わりに、ニーズに正確に合ったパーツを製造することができ、時間とコストを節減できます。対応材料にはVero™硬質ファミリの全グレースケール、Agilus30™柔軟材料ファミリ、VeroClear、VeroUltra Clear、Digital ABS材料があります。
ストラタシスのJ850 Proプロダクト・マネージャーのOfer Liboは「プロトタイプ製作が容易になることで、エンジニアリング・チームは開発サイクルのさまざまな段階で大きな価値を享受できます」と述べ、さらに「また、J850 Proのマルチマテリアル対応と高い生産性により、さまざまなデザイン、テクスチャー、材料特性の試験が可能になり、開発時間短縮とユーザーのニーズへの正確な対応が実現します」と語りました。
J850 Proはすでに提供を開始しており、注文が可能です。エンジニアリング・プロトタイプ向け3Dプリンティング・リアリズムの優れた性能の詳細については、J8シリーズ・ウェブサイト(https://www.stratasys.co.jp/3d-printers/j8-series)をご覧ください。
ストラタシスについて
ストラタシスは3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)技術で世界をリードする企業です。30年にわたり、ストラタシスの製品は製品開発期間、コスト、工具コストの削減/解消、製品の品質向上をサポートしてきました。ストラタシスはFDM® およびPolyJet™ 3Dプリンタ、各3Dプリンタ材料の製造販売、ソフトウェア開発販売、エキスパート・サービス、パーツ造形サービスに関するソリューションや専門知識を提供します。その技術は航空宇宙、車載、ヘルスケア、コンシューマ製品、教育などのさまざまな産業向けのプロトタイプ、治工具、生産部品の製造に利用されています。詳細については、https://www.stratasys.co.jp/をご覧ください。
ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。
Stratasys、PolyJet、J850はStratasys Ltd.と子会社の両方あるいはいずれか一方の商標です。他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属し、ストラタシスはこれら非ストラタシス製品の選択、性能、使用に関して一切の責任を負わないものとします。