“知る人ぞ知る地方の魅力”にフォーカスを当て、デジタルテクノロジーとの融合により新たな体験価値を生みだす「地方創生DX」取り組み第一弾。全国の「花街」を活性化&地方への観光需要を促進!

BS朝日「VR GEISHA GAMES」イメージ

 株式会社BS朝日(本社:東京都港区、代表:浜島 聡)は、全国の「花街」への観光需要促進を図るためVRを活用した体験型コンテンツ「VR GEISHA GAMES」をリリースいたします。10月18日(水)からオーストラリアのシドニーで開催される「SXSW Sydney(サウスバイサウスウエスト シドニー)TECH&INNOVATION EXPO」にて初披露します。

【Webページ】 https://www.bs-asahi.co.jp/regional-revitalization/

VR GEISHA GAMES

古くから日本のおもてなし文化や伝統芸能の担い手であり、外国人からはいわゆる「GEISHA」として日本の伝統文化を象徴する著名な存在、芸妓。

舞や唄などの伝統伎芸を受け継ぎ、艶やかで洗練された所作でお客様をもてなす芸妓の数は時代の移り変わりとともに減少し、伝統伎芸や文化の承継が危ぶまれています。

また、お茶屋や置屋を構え、芸妓とともに栄えてきた花街も、その風情の維持が課題となっています。

「VR GEISHA GAMES」は、日本全国の各地方の伝統やおもてなしの文化を大切に守り続けている芸妓や花街の魅力を引き出し、デジタルテクノロジーを活用した新たなエンターテインメント体験を提供することで、地方の観光需要促進や分散化に貢献することを目的としています。

「樽拳」VRゲームwith古町芸妓

古町芸妓

「VR GEISHA GAMES」第一弾としてタッグを組むのは、新潟県の古町芸妓。

新潟古町は、京都の祇園、東京の新橋と並び称されてきた花街のひとつであり、最盛期には400人もの芸妓が活躍していました。時代の移り変わりとともに芸妓のなり手が減少する中、全国初の株式会社として芸妓を社員雇用する制度を採用するなど、江戸時代から200年以上続く地域の伝統承継に積極的に取り組んでいます。

樽拳

由緒ある古町芸妓を代表するお座敷遊びといえば「樽拳(たるけん)」。

三味線の音色に合わせてバチで樽を叩きながら、芸妓とじゃんけんをして、負けた人はその場でくるりと回るというシンプルなゲームです。

簡単そうで意外と難しいこの「樽拳」をVRゲーム化。VR空間で芸妓とのリアルな交流や伝統文化の体験をお楽しみ頂けます。

樽拳写真-(C)新潟観光コンベンション協会

樽拳 at SXSW SYDNEY 2023

「VR GEISHA GAMES」第一弾となる「樽拳」VRゲームを「SXSW SYDNEY 2023」で初お披露目。

情緒あふれる花街が誇る古町芸妓の魅力を世界に発信します。

・古町芸妓の3Dアバターが登場

実在する古町芸妓さんをベースに3Dアバターを制作。

来場者がVRゴーグルを装着すると、そこはVR空間のお座敷。

目の前にはリアルな芸妓アバターが登場します。

・新潟を代表するお座敷遊び「樽拳」の体験!

SXSWシドニーの来場者と新潟にいる本物の芸妓さんがVR空間でコミュニケーションをする機会を提供。

「樽拳」ゲームはもちろん、音声認識での翻訳&字幕表示機能を使った芸妓さんとの会話もお楽しみください。

樽拳写真/クレジット (C)新潟観光コンベンション協会

SXSW Sydney (サウスバイサウスウエスト シドニー)

世界を代表する最新テクノロジーの祭典が初めて米国外で開催

米テキサス州オースティンで1987年から続く、世界最大級のコンバージェンス(融合)カンファレンス & フェスティバル。2007年、TwitterがSXSWウェブアワードの大賞を受賞し一気にブレイクしたことから大きな注目を集めることとなり、以来、テクノロジーのトレンドを先取りできる場所として知られる。2019年には 世界106ヵ国から延べ41万7,400 人がオースティンを訪れ、テクノロジーだけでなくカルチャー、エンターテインメントのトレンドも牽引するイベントとなった。

そのSXSWが2023年、初めてアメリカを飛び出し、オーストラリアのシドニーで開催。Tech & Innovation / Games / Music / Screen の4つを柱としてプログラムが組まれ、世界中の思想家、クリエイター、イノベーターが南半球に集結すると共に、アジア太平洋地域の優れたクリエイティブ産業が、技術革新、ゲーム、音楽、映像、文化といったコンテンツの垣根を越えて一堂に会す。

【開催概要】

■イベント名称 :SXSW Sydney

■開催期間 :2023年10月15日(日)~10月22日(日)

■開催場所 :ICC Sydney

■イベントサイト :https://sxswsydney.com/

※BS朝日は「TECH&INNOVATION EXPO」ブースにて18日(水)~21日(土)の出展となります。

BS朝日の地方創生DX 「発信」と「体験」

BS朝日は、日本全国の“知る人ぞ知る地方の魅力”にフォーカスを当て全世界へ発信するとともに、デジタルテクノロジーとの融合によって新たな体験価値を生みだす「地方創生DX」に取り組みます。

国内だけでなくインバウンド需要も戻りつつある今、深刻な問題となっているのが局所的に発生している「オーバーツーリズム」。

SNSや動画共有サイトが広く普及した昨今、フォトジェニックな(映え)スポットに共感(いいね)が集まって人気化し、その事象をメディアが伝えることによってさらに多くの人々が特定の場所へ訪れるようになっています。

局所的な観光客の集中は、過度な混雑や待ち時間を生み出し、観光客の満足度を下げるだけでなく、自然や景観、さらには地域住民の生活環境の悪化等を引き起こしています。

さらに、観光産業の地域格差が拡大し、その地域産業の担い手であるはずの地域住民が他地域へ流出するなど、過疎化の拍車や地方財政への悪影響も懸念されており、観光客の地方分散が大きな課題となっています。

一方で、観光産業の地域格差が拡大し、その地域産業の担い手であるはずの地域住民が他地域へ流出するなど、過疎化の拍車や地方財政への悪影響なども懸念されており、観光客の地方分散は喫緊の課題となっています。

BS朝日は、全国放送としての強みとユニーク&スピーディなコンテンツ制作力を生かし、日本各地の観光資源を独自視点で掘り下げ「発信」していくことで、オーバーツーリズム解消を目指し、観光の地方分散化を推進します。

また、デジタルテクノロジーを活用した「体験」機会を創出し、コンテンツ企業ならではの“新しい地方創生のカタチ”を提案してまいります。

【Webページ】 https://www.bs-asahi.co.jp/regional-revitalization/

【BS朝日 会社概要】

社名:株式会社 BS朝日

本社所在地:東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー16階

代表取締役社長:浜島 聡

事業内容:放送法による基幹放送事業 等

設立:1998年(平成10年)12月

HP:https://www.bs-asahi.co.jp/