ファッションテックの専門スクール「Tokyo Fashion-technology Lab(略称:TFL)」(代表 市川雄司 東京都渋谷区神宮前)は、ファッション業界のデジタル活用の広がりを捉え、ファッションデザインに活用できるあらゆるデジタルスキルを持ったクリエイター育成を目的に「バーチャルファッション学部」を開設し、2019年11月8日から募集を開始します。

■学部の特徴

株式会社ファーストリテイリングや株式会社ZOZOテクノロジーズのHPで「ファッション3Dモデリスト」の募集が始まり、大手アパレルを中心にECサイトやデザイン検討などで3DCG活用が始まりました。また、バーチャルインフルエンサーの活躍は3DCGの衣装ニーズが高まることにつながります。このような変化はファッションデザイナーやパタンナーなどのクリエイターの職能にも変化を求めることとなります。

ファッション3Dモデリングソフト「CLO」や3DCGアニメーションソフトを扱うことのできる人材は、サンプル経費削減やデザイン検討の時間短縮、ECサイトの販売効率アップ、さらにはマスカスタマイゼーション への変革などに寄与することに直結し、ファッションのサスティナビリティを高めます。

TFLでは、デジタル時代の新しい職域・職能に対応できるファッションクリエイターを育成する「バーチャルファッション学部」を国内専門教育機関に先駆けて立ち上げ、ファッション業界のデジタルトランスフォーメーションに寄与していきます。

■学部で使用するソフト・ツールなど

■バーチャルファッションデザイナーの活躍の場

(1):製造過程での活躍の場
・デザイン検討会での3DCG活用
・WEB会議などでの3DCG活用
・AIによる需要予測

(2):流通過程での活躍の場
・ECへの3DCG 掲載
・画像認識技術による採寸
・3DCG展示会
・広告/販促物として3DCG活用
・VR空間でのファッションショー

(3):3DCGファッションデザイナーとして業務請負やブランドスタート
(4):バーチャルモデル・インフルエンサーなどへのデジタル衣装提供
(5):3Dモデルでフルオーダーサービス
(6):ファッションマスカスタマイゼージョンのビジネス創造
(7):ゲーム・アニメの衣装製作

など

■「バーチャルファッション学部」のコース詳細

【バーチャルファッションデザイン専攻】
開講時期:2020年4月
授業曜日:火・水・金(週3日)
受講資格:18歳以上
受講期間:1年間
受講料:145万円(入学金・設備費・実習費・授業料)
募集人数:15名

【バーチャルファッションデザイナーコース】
開講時期:2020年4月
授業曜日:土or日(週1日)
受講資格:18歳以上
受講期間:1年間
受講料:98万円(入学金・設備費・実習費・授業料)
募集人数:10名

【バーチャルファッションBasicコース】
開講時期:2020年4月
授業曜日:土or日(週1日)
受講資格:18歳以上
受講期間:6ヶ月間
受講料:58万円(入学金・設備費・実習費・授業料)
募集人数:8名

■バーチャルファッション学部設立記念イベントも開催

今回のバーチャルファッション学部設立を記念したイベントを開催していきます。
第1回目のイベントには、アンリアレイジデザイナー:森永邦彦氏と東京ファッションテクノロジーラボ(TFL)理事長である齋藤統氏が登壇します。

イベント詳細ページ:http://tfl.tokyo/event_talkshow_anrealage/

■東京ファッションテクノロジーラボ

株式会社TFLが運営するファッションテックスクール。変革期にあるファッション業界の人材育成を目的に2017年4月原宿で開校。

ファッション業界はじめ、ICT、通信業界など異業種で働く社会人の転職、創業目的や大学生などのWスクール受講が可能なハイエンドスクール。

HP:http://tfl.tokyo
校舎:東京都渋谷区神宮前3丁目27-22 ルコタージュビルディング203
代表 市川 雄司