この度、雑誌「TVガイド」を発行する株式会社東京ニュース通信社は、4月2日(木)に「拡張現実的」(川田十夢/著)を発行します。全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。
現実的ではないけど、拡張現実的ではある。
2011年4月〜2020年2月まで、雑誌「TV Bros.」でおよそ10年間にわたって連載されたコラム初の単行本化。
さらに、フイナムとクイックジャパンウェブに書き下ろした原稿も収録。
通りすがりの天才・川田十夢が、言葉と文体によって事象の拡張を試みた文学的スケッチ。創作のアイデア、未来への提言、過去のサンプリング、現在芸術論、クールな時評からハートウォームなエッセイまで、膨大な思索が濃縮して綴られた高密度テキストの集大成。
<著者コメント>
何の本ですか?って聞かれても一言で答えにくいので、内容ぜんぶ表紙に印刷しておきました。
著者インタビューや取材などのお問い合わせも随時、受け付けております。
<目次>
連載のおわりに、本のはじめに。
まえがき
第一章 主体 / 客体
踊る気持ちと踊りたくなる気持ちは違う
第二章 時間
曜日感覚は重力と似ている
第三章 物語
ストーリーテラーになりたい
第四章 空間
二点間の距離を求め合いなさい
第五章 密度
消耗しないスピードのかたち
第六章 教育
サーカス団に子供を預ける
第七章 太陽 / 分類
拡張子が足りない
第八章 重力
抱えた荷物で空を飛ぶ
第九章 音楽
文明単位のラブソング
第十章 月 / 人類
皺に刻まれるのは経験だけではない
あとがき
川田十夢(かわだ・とむ)
1976年、熊本県生まれ。1999年にミシンメーカーへ就職、面接時に書いた「未来の履歴書」に従い、全世界で機能する部品発注システムやミシンとネットをつなぐ特許技術発案などを一通り実現。2009年に独立、やまだかつてない企画開発ユニット「AR三兄弟」の公私ともに長男として活動を開始。ジャンルとメディアを横断し、AR(拡張現実)技術を駆使したプロダクツやエンターテイメントの企画・開発・設計を担う。主なテレビ出演に『笑っていいとも!』『情熱大陸』『課外授業 ようこそ先輩』『白昼夢』『タモリ倶楽部』など。ユニコーン、真心ブラザーズ、BUMP OF CHICKENといったミュージシャンとのコラボレーション、『自販機AR』(コカ・コーラ)、『星にタッチパネル劇場』(六本木ヒルズ)、『ワープする路面電車』(広島)、新海誠監督のアニメーション作品のAR化など、劇場からミュージアム、音楽からアニメーションに至るまで多岐にわたる拡張を手掛ける。文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査員。毎週金曜日20時から放送のJ-WAVE『INNOVATION WORLD』のナビゲーターも務める。
https://twitter.com/cmrr_xxx
【商品情報】
「拡張現実的」川田十夢/著
● 発売日:2020年4月2日(木)※一部、発売日が異なる地域がございます
● 定 価:本体1,500円+税
● 仕 様:四六判、ソフトカバー、272ページ
● 発 行:東京ニュース通信社
● 発 売:講談社
全国の書店、ネット書店(honto<https://honto.jp/netstore/pd-book_30259464.html>ほか)にてご購入いただけます。
【関連サイト】
■東京ニュース通信社が発行する雑誌・書籍・写真集・カレンダーなど各商品の総合情報サイト
TOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>
■公式Twitter @tvbros