スマートフォン1つで足のさまざまな部位が採寸可能に
この度、新会社 Visualize株式会社(本社:東京都港区、CEO:Jin Koh)を設立しましたのでお知らせいたします。Visualize株式会社は最新AR技術を活用し、スマートフォン1つで足の形の3Dモデル生成を行い、採寸を可能にする世界初の技術「Visualize(ヴィジュアライズ)」の開発、同技術のBtoB事業を展開して参ります。
ARを活用して360度の3Dモデル化に成功した世界初の高精度3D足型採寸テクノロジー「Visualize」
今回新会社Visualize株式会社の設立とともに発表となったのは最新のAR技術を活用し、スマートフォン1つで360度の3Dモデル生成を行い、足の任意の箇所の採寸を可能にする高精度3D足型採寸テクノロジー「Visualize(ヴィジュアライズ)」です。
「Visualize」では足とその周囲をスマートフォンのカメラで複数回撮影することで、周囲の背景から足のみを自動で検出し、3Dモデルを生成して視覚化を行います(※1)。撮影した足型を高解像度の360度ビューで可視化する為、指先からかかとまでの長さ・足幅・足囲などのあらゆる箇所の採寸を可能にしました(※2)。
「Visualize」は大がかりなスキャニングマシンや専用のマットなどの採寸基準となるアイテムを必要とせず採寸が可能なため、よりユーザビリティに優れた汎用性の高い技術です。
また、4G・5Gネットワークモードを用意しており、5Gネットワークモードではより高精度な3Dモデリング結果を生成することができます。
このVisualizeの独自技術は現在、米国において2つの国際特許を申請しています。
(※1)採寸時の推奨環境がございます。
(※2)靴や靴下を脱いだ裸足の状態で採寸する必要があります。
BtoB展開を行うVisualize 導入企業ニーズに合わせて採寸箇所をカスタマイズが可能
Visualizeの技術はソフトウェアとしてBtoB事業展開を予定しています。パートナー企業はVisualizeのソフトウェアを通じて、自社のウェブサービスやアプリにVisualizeの採寸ソリューションを導入することが可能になります。導入企業のニーズに合わせて足の採寸可能部位のカスタマイズも行います。
「足」という身体部位は、つま先からかかとまでの足の大きさだけでなく、人によって横幅や形状が異なるため、靴は既製品から自分の身体にマッチするものを見つけづらい傾向にあります。Visualizeの技術活用によって、オンラインでの靴の購入やオーダーメイドだけでなく、既製品をより心地よく履くことができるようソールのカスタマイズなどにも応用が可能です。
■Visualize株式会社について
Visualize株式会社は2019年11月に設立しました。最先端のAR技術を活用した高精度3D採寸テクノロジー「Visualize(ヴィジュアライズ)」の開発およびBtoB事業を展開しています。足のサイズ採寸にとどまらず、手や頭など人々の生活に関わる様々な領域での活用を視野に入れて開発を行っていきます。
Visualize株式会社:http://www.visualizeworld.com