「VR-COMS」

12月4日(火)、中部国際空港(所在地:愛知県常滑市)で、刈谷市および刈谷市観光協会が主催し、刈谷市の観光VR映像を株式会社デンソー(所本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:有馬浩二)が開発したVRと自動車を組み合わせたソリューション「VR-COMS」で体験いただけるイベントを開催しました。

VR-COM

このイベントは刈谷市観光協会の設立20周年記念事業で制作されたVR映像を株式会社デンソーの次世代通信技術を使って地域の活性化に関する先進的な取組みを行うもので、国内外から多くのお客様がお越しになる空港での体験を通じて、刈谷市への観光客誘客の取組を実施します。
 
 
【イベント概要】

■日時
2018年12月4日(火)~12月5日(水)10時から17時まで
■場所
中部国際空港旅客ターミナルビル 4階イベントプラザ
■体験料
無料
■体験時間
1回あたり8分程度(体験映像は約5分)
※現場には日・英対応可能スタッフを配備
■特徴
仮想現実(VR)を使った車両中でヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着すると疑似ドライブ体験ができる。
■主催
刈谷市、刈谷市観光協会、(協力)株式会社デンソー

VR-COM

 
 
【本格運用について】

今回セントレアでイベント実施したVR-CARは、2019年2月より愛知県刈谷市内で実証実験導入される予定です。
■日時
2019年2月1日(金)~常設  10:00〜18:00
■主催
刈谷市、刈谷市観光協会、(協力)株式会社デンソー
■場所
刈谷駅前観光案内所(刈谷市産業振興センター内)
※休館日:毎月第2水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~翌1月3日)

 
 
このVR-CARには、「Vehicle VR Actuation Technology」が搭載されているとのことで、自動車をVRマシンに変身させ、映像に合わせた動きを加えることで未知なる体感を実現する新技術が盛り込まれています。

体験者は観光地を巡る動画が流れるVRゴーグルを装着し、車両が動画に合わせて前後することで、VRがよりリアルに体験できます。また、振動を車体に加えたり、空調でリアリティを出したりすることで従来の観光PR映像では感じることができなかった臨場感あふれるバーチャル観光体験をすることができ、短時間で観光地の魅力を伝えることが可能となります。観光地を巡る気分を感じてもらうことで、インバウンド旅客への旅行体験の機会の創出と、広域観光による経済効果の向上をめざします。
 
 
【ご参考】
株式会社デンソーと愛知県刈谷市は2018年3月「まちづくりに関する包括連携協定」を締結。協定では、同社が持つICT技術を利活用し、地域社会における多様な課題解決を目指し、両者で協力していくことを合意し、市の魅力発信、市民に向けた効率的な情報配信の方法などを検討しており、今回は同協定に基づき、相互連携強化の一環です。