企画概要
本企画は、福祉現場におけるXR活用の第一人者、東京大学先端科学技術研究センター・登嶋健太氏監修のもと、2021年より社会福祉法人千楽が進める「福祉×VR」の障がい者支援事業の一環として取り組んでいるものです。2022年度には「障がい者がつくるVRアートを楽しく体験できるイベントを開催したい!」をテーマに、VRアーティストのせきぐちあいみさんにスペシャルアドバイザーとして参加していただき、福祉事業所の利用者が制作したVRアートを披露するためにクラウドファンディング「READYFOR」で31日間で173万円の支援額を集め、2022年11月5~6日に東京都目黒区、12月11日には広島県広島市でVRアート展覧会を開催し、多くの方に利用者の作品を体感していただき好評を博しました。
実施背景
今回は昨年の展覧会に出展した利用者のY・Tさんがその後新たに制作した作品の個展開催となります。社会福祉法人千楽は千葉県浦安市で福祉サービスを展開しています。Y・Tさんは、昨年11月のVRアート活動の参加から始まり、今ではアートプログラム、表現プログラム、集団プログラムなど様々な場面での自己表現を実現しています。
今回は千楽の拠点である浦安市内での開催することで、いつも身近にいる市民の方々にY・Tさんの作品に触れていただきたいと企画いたしました。VRアートに取り組み始めてまだ1年しか経っていないY・Tさんが描く世界観を一人でも多くの方に届けたいと願っています。
「VRアート個展 バーチャルリアリティーの世界」
開催日時
2023年6月24日(土)
時間
11:00-16:00
場所
「居場所カフェ リープ」
千葉県浦安市海楽1-29-14 やなぎハイツ1階
VRアートのイメージ
1回目のVRアート展覧会(東京都目黒区)
ミッテのVRプログラム活動の様子
予約はこちらになります
URL:https://docs.google.com/forms/d/1q1lWKyOkFCqhx8ki0y58zqvtYInoR8RewMYopOvtvkw/edit
■プロジェクト実施者
社会福祉法人千楽・ミッテMitte:
浦安市発達障がい者等地域活動支援センターミッテMitteは2年間の利用を基本とした日中活動に相談支援機能を併せ持った事務所です。一人ひとりが地域でその人らしく社会生活を送るためのご相談や創作活動、生産活動、社会との交流の機会などをご提供します。
登嶋健太:
東京大学 先端科学技術研究センターで高齢期の福祉を拡張するXRの研究者。2014年から介護職員として勤務しながら、外出が難しい要介護者(1,500人以上)にVR回想旅行の提供をはじめる。 クラウドファンディングなどで360度映像撮影や国内外の高齢者施設で啓蒙活動をおこなう。2018年より現職。