ビル壁面に掲示された巨大QRコードから参加できるAR花火大会

2021年に神戸の待ち合わせスポットとしてリニューアルオープンした「サンキタ広場」。株式会社U.と株式会社神戸デザインセンターは、この公共空間の利活用をさらに進めるため、三宮OSビルの大型ビジョン設置までの期間(2022年8月21日まで)に、スマホやタブレットを通して大型ビジョンの設置されたイメージ映像や、コロナ禍で中止になりがちな花火大会をARでお楽しみいただける企画を用意しました。

■開催概要

期間:8月5日(金)~8月21日(日)(予定)
開催場所:サンキタ広場(兵庫県神戸市中央区:JR・阪急・阪神・神戸市営地下鉄各線の「三宮(三ノ宮)」駅すぐ)
共催:株式会社U. 株式会社神戸デザインセンター
協力:オーエス株式会社

■観覧方法

1.お手持ちのスマートフォンやタブレットのカメラで、サンキタ広場の三宮OSビルに設置されている大型QRコードを読み込んでください。
2.ブラウザが起動し、[花火を打ち上げる]ボタンが表示されます。ボタンをタップすると花火が打ち上がります。
3.その状態でQRコードを再度読み込むとバーチャル大型ビジョンが出現します。

【推奨環境】
iOS 13.0以上 Safari / Android OS 9以上 Google Chrome
※最新OS・ブラウザ推奨。
※上記対応環境でも、端末等により正常に動作しない場合があります。
※音がでますので、音量はご注意ください。
※観覧には、パケット通信料がかかります。


写真:AR花火のイメージ(実際の様子は異なる場合があります)

■ AR活用の実証実験

本企画は、大きく二つの役割があります。

1 都市開発イメージを共有する実証実験
今回、三宮OSビルに設置されることになった大型ビジョン「オーエスビジョン」のイメージを、AR 技術を使って設置以前にも、市民の皆様に見ていただくことができるようにしました。
公共空間は多くの人が行き交う場所であり、自分たちの街がどうなっていくのか、AR を通してみることでイメージを馳せていただくことで、よりよい街づくりにつながることを願っています。

2 エンターティメントや広告のあり方を模索
AR 技術を使うことで何もない空間に、さまざまなものをバーチャルに設置することができます。
今回の大型ビジョンに限らず広告ポップなども配置することができますので、新しい広告のあり方の模索ともいえます。
また、2019 年より続くコロナ禍により、多くのイベントが中止されているのは大変寂しい状況です。
ARで花火をバーチャル空間上に配置することで、新しい花火体験を提供することにしました。
大きな音がしない、煙がでない、などと合わせて、時間を問わず開催ができるため、密を避け、渋滞を緩和できるメリットもあります。

ぜひ、サンキタ広場に足を運んでいただき新しい技術を体感してください。

■ARとは

ARとは拡張現実(Augmented Reality)のことで、完全に仮想空間で完結するVR(仮想現実)とは異なり現実世界にバーチャル情報を重ね合わせることにより、現実世界の情報を拡張する技術のことです。
スマートフォンをかざして見る他に、ARグラスと呼ばれるサングラス型のデバイスで見ることができるようになってきており、今後の新しい情報技術として注目を集めています。

■サンキタ広場について

阪急神戸三宮駅東口、JR三ノ宮駅西口の北側に位置するサンキタ広場は、神戸有数の待ち合わせ場所として多くの人で長く親しまれてきましたが、周辺一帯の再整備に伴い、2021年10月にリニューアルオープンしました。
くわしくは神戸市のプレスリリースもご覧ください。
(https://www.city.kobe.lg.jp/a55197/toshin/515081137191.html)

■ 関連団体・組織(順不同)

共催:株式会社U.  株式会社神戸デザインセンター


協力:オーエス株式会社